ひし形金網の製造加工会社の共和鋼業株式会社。ネットフェンスや落石防止金網の高いシェアを誇っている会社さんです。今回は、共和鋼業が新たな使用実績として家具を展開しているお話をお伺いしました!
代表森永さんー
前回お話した産業フェアでは、共和鋼業で新たに取り組んでいる金網の新しい使用用途の家具も展示させていただきました。
これまでは展示会で披露する機会しかなかったのですが、実際にお客様に見ていただき「欲しい!」「どこに売っているの?」というような反応をいただき嬉しかったです。
金網事業というのは、国の予算や政策によって大きく左右される事業です。国が必要ないと判断し予算を削ってしまえばなかなかお仕事を受けるのが難しくなってしまいます。
そこで、何か自分達だけの事業をやっていきたいと考えた末に「インテリア」に幅を広げてみようという結論に至りました。
インテリアにこだわているわけではありませんが、ひし形金網の業界の中でインテリアを作っている会社は聞いたことがありません。つまりまだ誰もやっていない領域。販売ルートも何も手探り状態です。でも、新しいことをやっていくにはそういった壁もつきものですので、前を向いて取り組んでいこうと思っています。
また、金網という「素材」の選択肢を作っていきたいとも思っています。例えば、椅子を作ろうとしている人がいる場合、布やプラスチックなどどの素材を使用するか考えますよね。
その素材の選択肢の一つに「金網」が増えれば良いと思っています。
そのためにもより多くの方の目に触れるように今後策を打っていきたいです。
ーありがとうございました!
編集後記
一つの事業に固執せず、色々な幅に事業を広げていく姿勢には勇気をいただきました。椅子、座り心地がとてもよかったので、多くの方の元へ届けば良いなと個人的に思ってしまいます。