東大阪の菱形金網屋、共和鋼業株式会社様のHPの事例ページがリニューアルされました!
新しく大阪梅田にできた商業施設の店舗内でも、共和鋼業様の金網がデザインとして取り入れられているみたいです。前回ご紹介した防球ネットやフェンスとはまた違う活き方ですね。すごい!
金網をインテリア等に取り入れる共和鋼業様の取り組みは最近始められたことではなく、これまでもご紹介してきたようにたくさんの事例があります。実際に販売されている製品は現在はまだ無いのですが、実はいろいろな製品を試しながら少しずつブラッシュアップされているんですよ。
同じ金網を使ったチェアですが仕様が異なります。1枚目が最初に作られたもの。2、3枚目はそれに改良を加えたもの。最初のチェアは椅子のフレーム部分をこの椅子のために作っていたため工数もコストもかかってしまったのに対し、改良後は既存のパイプを活用して作っています。また、よく見てみると網を張っている向きも違います。縦に張っている方が体にフィットし深く沈むような感覚です。使用シーンや座り心地の好みなどで選ぶことができるのも面白いです。もし共和鋼業様の工場に行かれる機会があれば、実際に座り心地を試してみてください!
ー製品化に向けての次の課題は?
代表 森永様
「引き続きいろいろな場で見ていただいてよりたくさんの声を拾いたいです。良いね!と言っていただけるのと実際に購入いただけることとはイコールではないので、金網でどんな付加価値を付けるのかは日々試行錯誤しています。金網を取り入れることで見栄えの面白さを感じていただくことはできるかもしれませんが、それだけだと弱いと思っていて…。先ほどのベンチは金網のクッション性や皮膜の柔らかさが座り心地に活きていますが、このように『金網だからこそ』の価値をカタチにして、これまでの事例を商品として使っていただけるものへとブラッシュアップさせたいです。」
現在はこれまでもお伝えしてきたKENTEN2020でのお披露目に向けて新たなラインナップを増やし準備を進められています。共和鋼業様、今日もありがとうございました!