2019-11-27

『目指すは提案できる金型屋』営業さんインタビュー

今回は津島の営業さんにお話をお聞きしました。
成型メーカーで品質管理から営業にまで携わっていたという期待の新入社員の藤田さんです。

「入社してからは2か月ですが、前職の時から考えると津島との付き合いは27年ほどなので会社の雰囲気や人はよく知っていました。今は会長も含め7名の会社ですが、風通しの良さは日々感じますね。」

-営業先ではどういった流れでお話を?

「9割雑談!事前に何かご相談をいただいていれば準備をしますが、それ以外は何か用意して売り込みに行くことは無い。たとえば先方のご担当者が日焼けをされているなと思ったら、ご旅行行かれたんですかって聞いたり、そんなレベルの雑談から始まることも多いです。お話しているうちにお手伝いできると思った時に初めて提案。別に戦略じゃないです。ご相談内容が明確なら既にどこかにご相談されているはずですから。ざっくばらんにお話ししている中からニーズを見つけご提案するのが私の仕事です。ふらっと立ち寄ってお喋りして帰ることもありますよ。」

ー営業をしていて難しいなと感じるのはどんな時?

「食品、化粧品、電機、保安など様々な業界をまわりますが、まだ提案経験の少ない業界もありますのでそういったお客様を訪問する時ですかね。必死に勉強中です!」

ー同じ金型でも業界によって違うものなんですね?

「はい。一言で『金型』と言いますが、業界が違えば、つまり作るものが違えば、お客様が大切にされることやこだわられることも全然違います。たとえば化粧品であれば外観美が大切であったり、食品であれば衛生面が最優先であったり。そうなると、同じ金型のことでもお客様との会話内容は異なります。お客様ごとのここは譲れないというポイントに応えなければいけないので、その業界のことをよく知っていないと難しいです。」

ー今月から3か月目に突入。これから挑戦したいことはありますか?

「先ほど言った経験の少ない業界についての勉強が一番。その先に目指すのは『提案できる金型屋』になることかな。金型業界にもこの樹脂が良いとか流行りみたいなものがあるんですけど、そういうのって基本的に商社発信なんです。僕たちの立場からも提案したい。現場を知っているからこその提案ができるようになりたいです。」

ー藤田さんありがとうございました!


【編集後記】

成形メーカーご出身で様々な業界のことや製品のことを熟知されている藤田さん。今回直接お話しする中で印象的だったのは、豊富な経験や知識をお持ちでありながら「勉強しなければいけない」という言葉がよく出てきたことです。本は毎日読まれるのだとか…。雑談の中から的確なご提案に繋げられる営業スタイルの裏には日頃のたゆまぬ努力がありました!